2025-01-01から1年間の記事一覧
「LOVE はじめました」というタイトルを見た時、僕は思いました。 「きっとモー娘。みたいなキュートでポップな恋愛ソングかな?」 ところが、聞こえてきたのは全く違う世界だった。 完全に騙された。 でもこの「衝撃的な裏切り」こそが、桜井さんの狙いだっ…
ミスチル2026年の新アルバム&ライブを予想!過去のリリース傾向から2026年前半のアルバム発売、その後アリーナライブ開催が有力。2027年35周年ドームライブの可能性も徹底解説。
カラオケで何気なくこの曲を歌ったことはありませんか? 疾走感あふれるメロディ、「Youthful Days」という青春を感じさせるタイトル。 一見すると、若いカップルの初々しいラブソングです。 でも僕は20年前、女性の前でこの曲を熱唱して、後で歌詞の意味に…
日曜日の夜、来週の予定表を見ながら「う~ん、また同じような一週間が始まる...」ってうんざりする感覚、ありませんか? かつては「未来が見えない」ことが不安でした。 でも今は違う。「見えすぎる」方が怖い時代になったんです。 「これがあと30年続くの…
ミスチルの3大秋ソングといえば「僕らの音」「安らげる場所」、そして今回解説する「秋がくれた切符」。 穏やかで優しい、秋の切なさを歌った名曲です。 そして歌詞に出てくるキーワード「切符」。 ただ、秋の公園で落ち葉を拾った、それだけの物語。 でもそ…
「あなたがミスチルのラブソングの中で1曲だけ選べるとしたら?」 そんな質問があれば僕は迷わずこう答えます。『Hallelujah』と。 とにかく歌詞が強い。 もし友人の結婚式で歌うなら「Simple」もいいけど、僕はこっちかな(会場は「ポカーン」でしょうけど…
「ちょっとくらいの汚れ物ならば 残さずに全部食べてやる」 初めてドラマ「ピュア」でこの曲を聴いた時、衝撃でした。 「これはラブソングなのか?」 曲で語られるのは理想化された恋愛観じゃなく、泥臭くて生々しい愛のかたち。 今回はそんな傑作「名もなき…
「なんでこれシングルじゃないの!?」 ピロウズの山中さわお氏が言っていた言葉です。 僕も同じことを考えてたんです。 でも、なんでシングルにならなかったんでしょうか? 『つよがり』が、ひたすら優しいからと思います。 攻めてこない。寄り添うだけ。 …
の歌詞 「短命すぎた首相を 嘆くTV BLUES…」 今日もまた新首相のニュースが流れる。 その瞬間、頭の中で勝手に『So Let's Get Truth』が鳴るんですね。 30年前の曲なのに、まるで今日のニュースを歌っているみたい。 ということで『So Let's Get Truth』の解…
いきなりですが、今回は前置き抜きにして、結論からお話しします。 この曲の凄さを一言でいうと 「3つの層が同時に重なり合い、贈り手と受け手が何度も入れ替わる、奇跡のような楽曲」 『GIFT』を聴いて、人によって全く違う感想を持ちます。 「オリンピック…
Yahooニュースで知った、伝説の復活 たまたまネットニュースを見ていたら、飛び込んできた見出し。 「桑田佳祐主催の武道館フォークフェス 秘密ゲストが超豪華だった」 あいみょん、竹内まりや、吉井和哉...そして、ミスチルの桜井和寿さんが登場し、19年ぶ…
365日を初めて聴いた時、「なんでこれシングルじゃないんだ?」って思ったんです。 いや、わかりますよ。『SENSE』というアルバムの流れ上、シングルカットは難しかったんでしょう。 でも…この完成度で、アルバム曲に埋もれさせるのか? 90年代なら軽くミリ…
ふと気づくと、もう10月ですね。 窓を開けたら、風が少しだけ冷たい。 この曲を聴くのは年に一度、この時期だけです。 理由はわかりません(笑) ただ、聴かずにはいられない。 そんな大好きな隠れた名曲「夏が終わる~夏の日のオマージュ~」 それでは歌詞を…
アルバム『miss you』のラストを飾る『おはよう』。 特に派手なアレンジも劇的な展開もない、ただ朝起きて夜寝るまでの何でもない1日を歌った楽曲。 でもその中に何か普段見落としがちな「普通の幸せ」を感じるんですよね。 なぜそう感じるのか?歌詞を追い…
初対面のはずなのに「あれ?どこかで…」。 そんな不思議な既視感を歌った『deja-vu』。 今回は楽曲に込められた「深い感謝の気持ち」を軸に、歌詞を読み解いてみます。 理屈では説明できない「知ってる」感覚 夢で見た記憶に 導かれるように はじめてのはず…
『黄昏と積み木』はどこか「Home」的なあたたかさを感じる、聴いていてほっとする楽曲です。 日常の小さな幸せを丁寧に積み上げていく、大人の愛情を歌った一曲。 その魅力を一緒に探っていきましょう。 金曜日の小さな奇跡 金曜日の仕事が 思いがけず早く済…
はじめに ―― 山道で感じた、あの感覚 今日、いつものように一人で山歩きをしていました。 途中、登山道から少し外れたところに、明らかに動物が作った細い道を発見。 いわゆる「ケモノミチ」ですね。 なんとなく興味に惹かれて、その道を少しだけ歩いてみた…
「時間がない」という現実の前で 「時間がない」——この現実を前に、あなたはどう感じますか。 諦めますか、それとも「いや、まだいけるかも」と思いますか。 『We have no time』は、そんな大人特有の複雑な心境を正面から歌った曲です。 楽曲の背景にある想…
この楽曲を聴いていると、薄暗いバーの片隅で静かにグラスを傾ける大人の時間が目に浮かびます。 表面的には恋愛の終わりを歌った楽曲です。 でも深読みすると、人生の転換点における複雑で矛盾した感情を歌った、桜井さんの内省的傑作に思えてきます。 バー…
前曲『見えざる手』で心をかき乱された後の『雨の日のパレード』。 この落差がなんとも言えない、まさに嵐の後の静けさです。 ただ、タイトルを見て最初に思ったのは「雨の日にパレード?」という疑問でした。 普通、パレードは晴れた日にやるもの。 なのに…
「アート=神の見えざる手」・・・ミスチルをデビューした頃から聴き続けていますが、こんな難解な歌詞は初めてです。 もう、歌詞の意味を色々考えすぎて訳わからんくなってきたので、「自分はこう思う!」っていうのをそのまま書きます。 桜井さんの意図と…
初めて『LOST』を聴いたとき、「これは重い歌だな」と思いました。 どのフレーズも暗くて、光が見えなくて、深い霧の中にいるような印象。 特に「立ち尽くしている」という言葉がズシンと心に響く。 でも不思議なことに、聴き終わった後、そこまで嫌な気分に…
タイトルの長さに込められた未練 今回は『Are you sleeping well without me?』の歌詞解釈です。 まず、タイトル長いですよね。 なんでこんなに長いタイトルにしたんでしょうか? 長いタイトル 「Are you sleeping well?」なら、ただの優しい問いかけ。 「ち…
軽快なアコギのイントロで始まる『青いリンゴ』。 どこか日常の延長線上にあるような、さわやかな一曲です。 けれど歌詞を丁寧に読んでいくと、大人になったからこそ感じる「痛み」と「再出発」の物語が隠れていることに気づきます。 その象徴が、「傷んだリ…
アルバム『miss you』の2曲目『Fifty’s map』。 20代の頃、カラオケで尾崎豊を熱唱していた世代が、今まさにこの歌の主人公になっているのではないでしょうか。 「大人になったら、もっと自由になれる」——そう信じていたあの頃。 でも実際に歳を重ねるほど、…
『I MISS YOU』は、アルバム『miss you』の扉を開く1曲目。 一見すれば失恋ソング。 けれど耳を澄ますと、そこには人生の折り返し地点で誰もが抱える根深い疑問が潜んでいます。 20代、30代、40代——同じ曲でも年齢によって聞こえ方は変わるもの。 40代で聴く…
Mr.Children『記憶の旅人』の歌詞に込められた意味を徹底考察。『手放せない』から『手放さない』へ――たった一文字の変化が示す心境とは?
アニメ『きみの色』の主題歌として書き下ろされた、Mr.Childrenの「in the pocket」。 青春がテーマの楽曲のはずが、なぜか40代・50代の男性たちの涙腺を直撃しています。 今回はこの現象の理由を探っていきましょう。 ※今記事は、著者の妄想であり桜井さん…
「顔のわりに小さな胸」 ミスチルの楽曲の中で、異彩を放つ一行ですね。 初めて聞いた時、多くの人がこう思ったはず。 「え、遠回しに顔が大きいって言ってない?」 当時、友人と笑い合った人もいるでしょう。 「桜井さん、それ言っちゃダメだろ!」なんて、…
夜、布団に入って、スマホの画面を閉じて真っ暗な天井を見上げたとき。 ふと、自分に問いかけたくなることってありませんか? 「今のままで、本当にいいんだろうか」 「一体、何と戦ってるんだろう」 忙しさにまぎれて気づかないフリをしていたものが、静け…