Mr.Children歌詞解釈記

ミスチルファン歴30年。

【禁断の考察】ミスチルの不倫曲に隠された本当のテーマとは?

ミスチルを語る上で、避けて通れないテーマがある。

不倫、です。

書くべきか迷いました。

でも、ミスチルの凄みって綺麗な部分だけじゃない。

人間のドロドロした部分まで歌うところにある気がして。

なぜ桜井さんはこんなにも「許されない恋」を描くのか。

 

クラスメイト(1994年)

3ヶ月前の同窓会で再会した、ただのクラスメート。

それが大人になって一線を超えてしまう。

怖いのは事後の描写で。

特別な時間が終わった後、何食わぬ顔でそれぞれの日常に戻っていく。

その「あっけなさ」が、一番リアルで一番怖い。

もしかして今、隣の誰かも同じことしてるんじゃないか。

そんな嫌な想像が、ふと頭をよぎる。

Love is Blindness(1996年)

虫ケラとなって愛を誓う。

プライドも倫理観も捨てて、地獄に落ちる覚悟を決めてる。

「聖者でなんかいられない」。

これが刺さるのは、図星だからだと思う。

正しい人間でありたいけど、なれない自分。

誰でも持ってる。

UFO(2002年)

この4曲で一番好きかもしれない。

主人公には自分を信じ切っている恋人がいる。でも心は別の人にある。

裏切りたくない。嫌いになったわけじゃない。誰も傷つけたくない。

で、出した結論が「UFO来ないかなぁ」。

自分じゃ決断できないから、UFOに連れ去ってほしい。

最低なんだけど、笑えない。

あの時逃げ出したかった、って思う瞬間、誰にでもあると思うから。

others(2020年)

お酒のCMで爽やかに流れてたけど、とんでもない曲で。

感情を「エネルギーの交換」と言い換えて、理性で制御しようとする。でも消せない。

そして部屋に残された灰皿と文庫本。

彼がそこにいたという「モノ」の痕跡だけが残る。

この乾いてるようで湿ってる空気感が、この曲の全部だと思う。

まとめ

桜井さんが描いてるのは、不倫そのものじゃない気がして。

「正しい自分でいたいのに、いられない」という矛盾。

それを責めない。ただ隣で「俺たち、こういう生き物なんだよな」って肩を組んでくれる。

一番汚い部分まで見透かされてる恥ずかしさと、それでも許してくれてる救い。

ミスチルの闇は、やっぱり深くて優しい。