Mr.Children歌詞解釈記

ファン歴30年。ただの一ファンが、ミスチルの歌詞を「人生哲学」として勝手に語る場所です

Q

【じんわり温かい名曲】Mr.Children『口笛』歌詞解釈―言葉より確かな「不完全さ」の哲学

あけましておめでとうございます。 今年も当ブログをよろしくお願いします。 新年一発目は「口笛」です。 初めてこの曲を聴いた時、「ああ、爽やかな初期ミスチルが帰ってきた」って思いました。 派手な盛り上がりもない。劇的な展開もない。 でも、聴き終わ…

「十二月のセントラルパークブルース」歌詞解釈──深海から這い上がった男の、冬の独白

Q

今回語るのはアルバムQ収録の「十二月のセントラルパークブルース」。 歌詞に「クリスマス」が出てくる、ミスチルとしては珍しい「季節限定ソング」です。 この曲なぜか12月(しかも極寒の日に)、聴きたくなるんですよね。 30歳の男が冬のニューヨークで感…

【究極のラブソング】ミスチル『Hallelujah』解釈 ── 「miss you」で弾き語りされた理由と消えた幻の歌詞

Q

Mr.Childrenの楽曲の中でも、これほどまでに「重く、聖なる」響きを持ったラブソングは他にありません。 アルバム『Q』に収録され、近年の『miss you』ツアーでも弾き語りで披露された名曲『Hallelujah』。 なぜこの曲は、単なる「愛の歌」の枠に収まらない…

【名曲】ミスチル『つよがり』歌詞解釈 ── 「待つこと」という名の、最も静かな愛

Q

多くのファンが「なんでこれシングルじゃないの!?」と嘆いた珠玉のバラード……『つよがり』。 あのザ・ピロウズの山中さわおさんも同じ事をと叫んだというのも有名な話ですよね。(のちにカバーしている) でも、たぶんこの曲はあまりに優しすぎて、「攻めて…

なぜ桜井和寿は『NOT FOUND』を最高傑作と呼んだのか?──恋愛ソングに隠された“表現者の敗北”

「デビュー以来のすべての出来事は、この曲を作るためにあった」 これほど重い言葉を、希代のヒットメーカーが自分の一曲に投じるのは異例のことです。 しかし、僕らの耳に届いたのは『Tomorrow never knows』のような壮大なバラードでも、『名もなき詩』の…