Mr.Children歌詞解釈記

ファン歴30年。ただの一ファンが、ミスチルの歌詞を「人生哲学」として勝手に語る場所です

【落選】なぜミスチルはファンクラブでもチケットが取れないのか?

今回のツアー『産声』、ファンクラブ先行の結果は「落選」でした。

覚悟はしていましたが、やはり画面でその文字を見た瞬間の脱力感は、何度経験しても辛いものがあります。

ネット上でも

「ミスチル落選祭りだね。」
「もはや何を楽しみに生きていけばいいかわからぬ」
「落選しましたよー、、もう立ち直れませんです。」
など悲痛な声が飛び交っています。

昨日はほとんど眠れず、現在朝の4時。

せっかくブログを書いているので、今回は一歩踏み込んで、「なぜミスチルのファンクラブは、これほどまでにチケットが取れないのか?」

ファンクラブ歴30年以上の視点から、客観的な視点で話してみたいと思います。

30年選手も「ただの1票」という非情な平等

まず、ミスチルの方針として一貫しているのが、「チケット販売においてファンクラブを特別扱いしない(継続年数を考慮しない)」という点です。

さかのぼる事1995年。

「スタジアムツアー 夏祭り"空"」のパンフレットに、すでにメンバーからの強い要望が記載されていました。

メンバーから出された要望は、チケットの優先販売を行わない(会員を特権化しない)

つまり、30年選手だろうが、昨日入会したばかりの新規会員だろうが、抽選機の前では全く同じ「1票」として処理されます。

ファンの間で「FC先行とはいっても、実質は最速先行発売みたいなもんだ」と言われる理由は、この徹底した「平等主義」にあります。

数字が語る「32万枠」の絶望的な狭さ

今回のツアー『産声』のアリーナ公演を合計すると、収容人数は約32万人。

一見多く見えますが、推定50万人以上(※諸説あり)と言われるファンクラブ会員数を考えると、この数字がいかに少ないかがわかります。

需要と供給の計算

仮に会員50万人のうち、80%が応募したとします(40万人)。

そして1人あたり2枚申し込むと仮定すると

  • 総申込枚数:40万人 × 2枚 = 80万枚
  • 総座席数:32万席
  • FC枠配分を60%と仮定:32万席 × 0.6 = 19.2万席

この場合の当選確率は

19.2万席 ÷ 80万枚 = 24%

つまり、4人に1人しか当選しない計算になります。

地域別の人口比と推定需要(総申込80万枚の場合)

日本の人口分布に基づき、どの地域から何枚の申し込みがあるかを算出しました。

地方名 推定人口比率 予想申込枚数
関東 約 35.0% 280,000 枚
近畿 約 18.0% 144,000 枚
中部 約 17.5% 140,000 枚
九州 約 11.5% 92,000 枚
東北 約 7.0% 56,000 枚
中国 約 6.0% 48,000 枚
北海道 約 4.1% 32,800 枚
四国 約 2.9% 23,200 枚

地域別で見る当選確率の格差

運営がFCに割り当てる枠を30%〜70%と仮定した際の、会場ごとの倍率です。

会場名 30%枠 40%枠 50%枠 60%枠 70%枠
大阪 約 13.3 倍 約 10.0 倍 約 8.0 倍 約 6.7 倍 約 5.7 倍
宮城 約 11.8 倍 約 8.8 倍 約 7.1 倍 約 5.9 倍 約 5.1 倍
関東4会場 約 8.3 倍 約 6.3 倍 約 5.0 倍 約 4.2 倍 約 3.6 倍
広島 約 6.9 倍 約 5.2 倍 約 4.2 倍 約 3.5 倍 約 3.0 倍
九州2会場 約 6.3 倍 約 4.7 倍 約 3.8 倍 約 3.1 倍 約 2.7 倍
北海道 約 4.9 倍 約 3.7 倍 約 3.0 倍 約 2.5 倍 約 2.1 倍
中部 約 4.8 倍 約 3.6 倍 約 2.9 倍 約 2.4 倍 約 2.0 倍
香川 約 3.6 倍 約 2.7 倍 約 2.2 倍 約 1.8 倍 約 1.5 倍

近畿圏は「地獄の激戦区」

ここで注目すべきは、近畿圏の13.3倍という異常な数字です。

人口に対して会場数が少なく、文字通り「地獄の激戦区」となっています。

逆に四国や北海道は数字上は緩く見えますが、ここには「どこでもいいから当てたい」という全国の遠征組が押し寄せるため、実際の体感倍率はこれの数倍に跳ね上がるのが通例です。

落選したファンが密かに期待していること

今回のツアー日程を眺めていて、ある「空白」に気づいた方も多いのではないでしょうか。

それは、7月から9月にかけての「空白の3か月間」です。

4月の千葉から始まり、6月末の北海道で一度途切れたあと、10月の福井まで予定がありません。

夏真っ盛りのこの期間、屋外での「何か」を期待せずにはいられません。

  • スタジアム公演の追加はあるのか?
  • それとも、フェス参戦か?

過去のパターンを見ると、ミスチルは周年イヤーに大規模なスタジアム・ドームツアーを行う傾向があります。

来年2027年はデビュー35周年にあたるため、その年にスタジアムツアーが組まれる可能性が高いです。

よって今年の夏にスタジアム追加公演を行うのは、スケジュール的にも予算的にも厳しいかもしれません。

でも、この絶望的な倍率を見ると、どうしてもスタジアム追加公演にすがりたくなる気持ちが抑えられませんね。

結論:システムは「愛」をカウントできない

今回、画面に突きつけられた「落選」の文字。

でも、まだ終わりではありません。

2次先行、一般発売、そして直前販売が残っています。

僕自身、過去には厳しい状況から奇跡的にチケットを手にした経験があります。

「重力と呼吸」ツアーでは2次応募の立ち見席。

「レグレス・オア・プログレス・ファイナル」では電話応募の時代でしたが、締切3分前に電話がつながり当選したこともありました。

システムは、僕たちのミスチル愛はカウントできません。

長年のファン歴も、毎日聴いている想いも、すべて「1票」に集約されてしまいます。

でもだからこそ、諦めずに次のチャンスに挑み続けることが大切なんだと思います。

今回落選したファンの方々、まだまだあきらめず頑張りましょう。


  • 会員数: 最新の会員番号(70万台)から50万人以上と独自に推計。

  • 配分率: 非公表(ブラックボックス)のため、数値はあくまでシミュレーションです。